tacica「神様の椅子」歌詞の意味

僕が悲しくて泣いてしまったことも、それでも虚勢を張ったことも神様は知らない
あちこちで手を汚し合い、結果としてドロドロに流れた血やなにかで染まった世界は
天上からはどんな光景に見えるのだろうか?

知ってしまったことから目を背けられるほど大人ではない
目を背けた過去を全て無視できるほど子供でもない

汚れきったこの世界はどこから見ても真っ黒い
夢や希望や愛は、手に入れることを諦めてしまったのに欲しがってしまう
想い人も平和も自由も、どうせ来ないと一人諦めてしまう

神様だけはすべてを手に入れられる 手に入れたものを分けてくれる
そんなこと僕は知る由もないけれど 神様はこんな僕にも手を差し伸べてくれる

結果として手を汚したとしても僕は僕だ
知ってしまったことで心を蝕まれたとしても
目を背けた過去と対峙できなかったとしても

tacica「神様の椅子」感想

誰もが嘘つきで、手を汚しあうこの世界は息苦しくて仕方がない。目を背けたくなる現実も、耳を塞ぎたくなる現実も変わらない。
知ってしまったとしても僕たちには何もできない。僕がどれだけもがいたとしても、何も変わらない。

汚れきったこの世界でも、天上の神様はすべてを見ている。

地上で息苦しくもがく「僕」はもがいている自分の状況を冷静に理解しており、天上の神様のような冷静な視点でも考えられている。
どこか冷静な自分に嫌気がさしている心の叫び。